イスタンブールのヴィーガンレストランおすすめ14選

トルコでは肉を使わない食事はまだ珍しがられることが多いですが、イスタンブールのヴィーガンレストランはタクシム(Taksim)やカドゥキョイ(Kadıköy)など市内各地で増えています。長年営業している老舗からデリバリー専門の小さな店まで、14軒を住所やアクセス、営業時間などの実用情報とともに紹介します。「ベジタリアン」の表示があれば、ヴィーガンでも安心して注文できるのでしょうか。実はそうとも限りません。英国のヴィーガン協会(The Vegan Society)の定義ではヴィーガンの食事は乳製品や卵を含む動物由来の食品をすべて避けるもので、ベジタリアン向けのメニューにはこれらが使われることもあるため、注文時に確認すると安心です。
1. Zencefil(タクシム)
Zencefil(ゼンジェフィル)は、トルコで最初期から続くヴィーガン・ベジタリアンレストランのひとつと言われています。メニューは日替わりと定番の二本立てで、豆や野菜を使った家庭的な料理が並びます。
住所:Kurabiye Sokak No:8-10, Beyoğlu(タクシム広場から徒歩圏内) アクセス:M2線タクシム駅から徒歩
2. Bi Nevi Deli(エティレル)
2014年にカラキョイ(Karaköy)で創業し、現在はエティレル(Etiler)で営業を続けているBi Nevi Deli(ビ・ネヴィ・デリ)は、精製度の低い食材を使う「ホールフーズ」の考え方を取り入れた店です。ヴィーガンやグルテンフリー、低糖質など複数の食事スタイルに対応したメニューを用意しています。
アクセス:エティレル地区(ボスポラス大橋寄り、ニスパレッジ付近)
3. Mahatma Cafe(カドゥキョイ)
Mahatma Cafe(マハトマ・カフェ)は、アジア側カドゥキョイの中心部にある店で、朝食からオリーブオイル仕込みの料理、デザートまで幅広く扱っていたことで知られています。カラフルな椅子とミニマルな内装が特徴でした。オリーブオイル仕込みの料理はトルコ語で「ゼイティンヤール(zeytinyağlı)」と呼ばれ、野菜をトマトや玉ねぎとともにオリーブオイルで煮込む、通常は肉を使わない料理です(Wikipedia「Ladera」(英語))。
アクセス:カドゥキョイ・フェリー乗り場から徒歩圏内
4. İyi Lokanta(イイ・ロカンタ)
İyi Lokanta(イイ・ロカンタ)は、動物性食材を一切使わずにメルジメック・キョフテ(レンズ豆のコフテ)やタス・ケバブ、カルヌヤルックといったトルコの肉料理をヴィーガン仕立てで再現する店です。店内飲食はありません。営業はデリバリーのみで行っています。意外に思われるかもしれませんが、メルジメック・キョフテはゆでた赤レンズ豆とブルグル(挽き割り小麦)を丸めた冷たい前菜(メゼ)で、もともと肉を使わない料理です(Wikipedia「Mercimek köftesi」(英語))。
注意点:デリバリー専門のため、来店前に注文方法を確認することをおすすめします。
5. Kikero Falafel(ベイオール)
Kikero Falafel(キケロ・ファラフェル)は、ひよこ豆から作るレバノン料理ファラフェルを中心に、中東料理のバリエーションも提供していた店です。ヴィーガンやベジタリアンにとって手軽な選択肢として知られていました。
住所:Bereketzade Mahallesi, Camekan Sokak 10/2, Beyoğlu
6. Govinda(メジディエキョイ)
世界各地に展開するベジタリアンレストラン・チェーン「Govinda’s」のトルコ唯一の店舗が、メジディエキョイ(Mecidiyeköy)のGovinda İstanbul(ゴヴィンダ・イスタンブール)です。
インドのサットヴィック(純質)食の考え方に基づき、日替わりスープやベジタリアン・ヴィーガンのサブジ、パコラやサモサといった軽食を提供しています。
営業時間:平日11:00〜20:30 注意点:週末は営業時間が異なる場合があるため、訪問前の確認をおすすめします。
7. Healin(テシュヴィキエ)
インドからトルコに移り住んだKoshlendra Pratap氏が開いたHealin(ヒーリン)は、「自然で新鮮、清潔な食事」を掲げ、ヴィーガン・ベジタリアン・グルテンフリーの料理を提供しています。2017年の開業以来、東南アジア料理をベースにしたメニューで支持を広げています。
営業時間:毎日9:00〜23:00
8. Vegan İstanbul Cafe(ジハンギル)
Vegan İstanbul Cafe(ヴィーガン・イスタンブール・カフェ)は、レストランだけでなくカフェと食材店を兼ねた複合店です。焼き菓子やケーキ、ボレク(パイ)、植物性ミルクで作るライスプディングのほか、朝食セットや温かいスープなど一日中利用できるメニューを揃えています。
営業時間:毎日10:00〜23:00
9. Helvetia(タクシム)
長年変わらない品質で知られるHelvetia(ヘルヴェティア)は、タクシム地区のヴィーガン・ベジタリアン店の中でも老舗的な存在です。
注文は盛り合わせ形式です。サラダやオリーブオイル仕込みの料理などから5品を選び、ひと皿にまとめてもらいます。日替わりと定番から選ぶ同じタクシムのZencefilとは違い、組み合わせを自分で決められるのがこの店の特徴です。トルコの野菜料理になじみのない人にとっては、少しずつ何品も試せる形式のほうが入りやすいものです。
住所:Asmalı Mescit Mahallesi, General Yazgan Sokak No:8, Beyoğlu
10. Vegisso(クルトゥルシュ)
2014年にアンカラでYasin Keskin氏が「ヴィーガン向けの店が少なかった」ことをきっかけに始めたVegisso(ヴェギッソ)は、その後イスタンブールのクルトゥルシュ(Kurtuluş)地区に移り、自宅を開放する形で営業を続けてきました。ファラフェルやバーガー、サンドイッチ、ドゥルム(ラップ)など家庭的な料理が中心です。
注意点:自宅を開放する形態の店のため、訪問前に営業状況を直接確認することをおすすめします。
11. Tight Aggressive(カドゥキョイ)
Tight Aggressive(タイト・アグレッシブ)は、アートギャラリー兼スタジオとヴィーガン料理の店を兼ねた珍しい形態の店です。メニューの軸は代替肉や代替乳製品で、ヴィーガンのソーセージやバーガー、マヨネーズなどが揃っています。
注意点:複合的な営業形態のため、現在も料理を提供しているかどうかを事前に確かめておくと確実です。
12. Upper West Side Falafel(シシリ)
Upper West Side Falafel(アッパー・ウエスト・サイド・ファラフェル)は、シシリ(Şişli)地区のジェヴァヒル(Cevahir)・ショッピングモール内にあったヴィーガン対応のファストフード店です。
チェーンには属さない、地元資本の独立店でした。
注意点:長期間の営業情報更新が確認できていません。訪問前にモール内の店舗状況を確認することをおすすめします。
13. Community Kitchen(タクシム)
ヴィーガン・イスケンデルやヴィーガンバーガーからビュッフェ形式の料理まで揃うCommunity Kitchen(コミュニティ・キッチン)は、ベイオール地区で長く愛されてきた店です。食後に楽しめるヴィーガンデザートも用意されています。
住所:Serdar-ı Ekrem Caddesi No:38/A, Galata, Beyoğlu 注意点:ビュッフェ形式の提供は曜日によって異なる場合があります。
14. Rulo(カドゥキョイ)
Rulo(ルロ)は、カドゥキョイ地区にあるとされる店ですが、今回確認できた公開情報の範囲では詳細な特徴を裏付けることができませんでした。訪問を検討する場合は、最新の営業状況を事前に確かめておくと安心です。
参考:The Vegan Society「Definition of veganism」(英語)、Wikipedia「Ladera」(英語)、Wikipedia「Mercimek köftesi」(英語)




















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