イスタンブールのシーシャ(ナルギレ)おすすめ15選

トルコには「ser(灰)、lüle(陶器部分)、marpuç(吸い口)、şişe(水瓶)」という、シーシャを楽しむための4つの基本要素を表す言葉があります。良い炭と良いタバコが揃えば、静かな会話の時間はぐっと豊かになります。世界保健機関(WHO)が水たばこに関する勧告文書(第2版、2015年)で注意を促しているとおり健康への影響は否めませんが、イスタンブール(İstanbul)には下町の老舗から海峡沿いの高級ラウンジまで、友人とのひとときに添えたいおすすめのシーシャ店が数多くあります。店の入れ替わりが激しい街なので、訪問前にはTime Out Istanbulなどの現地ガイドで最新の営業状況を確かめておくと安心です。
1. オスマンル・ナルギレ|トプハーネ
Osmanlı Nargile(オスマンル・ナルギレ、Tophane トプハーネ)は、カフェが集まるトプハーネ地区の中でも、タバコの質と炭の管理にこだわる一軒です。常連客専用の席があり、店の看板猫も人気者です。スタッフの対応がのんびりしていると感じる人もいるでしょう。ただ、それも下町らしさの一部です。
注意点:トプハーネ地区には似たような外観のシーシャカフェが多いため、店名を確認してから入店するのがおすすめです。
2. ビッグ・イエロー・タクシー|ベシクタシュ
「アルコールを出す店のシーシャは質が落ちる」とよく言われますが、Big Yellow Taxi Benzin(ビッグ・イエロー・タクシー・ベンジン、Beşiktaş ベシクタシュ)はその常識を覆す存在です。店内に流れる音楽も含めて、ほかにはない空気感を楽しめます。
3. ビッグ・マンマズ|アタキョイ
Big Mamma’s(ビッグ・マンマズ、Ataköy アタキョイ)の本業はレストランです。それでも、シーシャを片手間に扱っている店ではありません。アタキョイやイェニボスナ方面の交通が混雑しがちな日でも、ここなら落ち着いて過ごせます。
4. マランタ・グスト|イェシルキョイ
少し上質なシーシャを求める人に向いているのが Maranta Gusto(マランタ・グスト、Yeşilköy イェシルキョイ)です。多くの店が革製の吸い口を使う中、ここではガラス製が中心です。吸い口の素材の違いは、何軒か巡ってみて初めて気づく人が多いポイントです。落ち着いた客層で、長く会話を楽しむのに向いています。
5. レ・カフェ|カドゥキョイ市場
アジア側の繁華街、カドゥキョイ市場(Kadıköy Çarşı)の一角にある Re Cafe(レ・カフェ)は、少し通りの奥にあって見つけにくい一軒です。中庭には硬めの木製椅子が並んでいます。長居にはやや不向きでも、開放的な空気は心地よく感じられるはずです。炭は樫(オーク)ではありません。ここは好みが分かれる点です。
注意点:場所がわかりにくいため、事前に地図アプリで通り名を確認しておくと安心です。
6. バルコーン|チャムルジャの丘
Balcoon(バルコーン、Çamlıca Tepesi チャムルジャの丘)は、眼下にボスポラス海峡(Boğaziçi)を望む見晴らしの良いテラスが魅力です。ヨーロッパ側とアジア側を結ぶ橋を行き交う船を眺めながら、のんびりとシーシャの時間を過ごせます。
7. アル・ファヒール|ベベック
Al Fakheer Shisha Lounge(アル・ファヒール・シーシャ・ラウンジ、Bebek ベベック)は、市内でも料金の高いシーシャ店として知られています。席はグループごとにカーテンで仕切られています。アラブ圏のラウンジを思わせる、半個室のような造りです。各スペースにはテレビも設置されていますが、隣席の音量が気になる場合もあります。
予算:市内でも高めの価格帯です。最新の料金は訪問前に確認してください。
8. シーシャ|エミルガン
Sheesha(シーシャ、Emirgan エミルガン)は、松の木陰で過ごす開放的な屋外席が特徴です。意外にも海は見えません。それでも潮風と波音はしっかり届きます。
炭とタバコの質は安定しています。サービスも手厚いと評判です。
9. オルタキョイ・カフヴェシ|オルタキョイ
Ortaköy Kahvesi(オルタキョイ・カフヴェシ、Ortaköy オルタキョイ)は、ボスポラス大橋とオルタキョイ広場の賑わいを同時に眺められる、界隈でも指折りの景観を持つ一軒です。特におすすめはテラス席です。樫炭を使った質の良いタバコとともに、ゆったりと過ごせます。
10. セランデル|ルメリ・ヒサル
Serander(セランデル、Rumeli Hisarı ルメリ・ヒサル)では、大きな盆の上で炭火が灯される様子を眺めながら、ルメリ・ヒサルの要塞の夜景とともにシーシャを楽しめます。
吸い口を手にしたまま、静かな時間に浸れます。
11. ホッカ|クルチェシメ
Huqqa(ホッカ、Kuruçeşme クルチェシメ)は、サービス、空間、メニューの幅、タバコの質のどれをとっても高水準です。吸い口はプラスチック製で、この点だけは評価が割れるところです。入店時のドアスタッフの対応が厳しいとの声もあります。料金の高さで知られるベベックのアル・ファヒールと同じく、トプハーネのような下町のカフェとは別物の、敷居の高いラウンジと考えておくとよいでしょう。
注意点:満席でなくても入店を断られる場合があるとの報告があるため、事前の予約と服装の確認をおすすめします。
12. カラマシュ・カフヴェ|カラマシュ
Kalamış Ka’hve(カラマシュ・カフヴェ、Kalamış カラマシュ)は、カフェというよりケーキ店のような外観をしています。実際、スイーツの評判も上々です。では、シーシャは二の次なのでしょうか。見た目に反して、炭とタバコの質にはしっかりこだわっており、小さな陶器のポットで出てくるハーブティーも評価されています。
13. テサドゥフ|フェネルバフチェ
マリーナの裏手、歩道に置かれたテーブルで夕日を眺めながらコーヒーとシーシャを楽しめるのが、Tesadüf(テサドゥフ、Fenerbahçe フェネルバフチェ)です。
近隣の大学生に人気があるといわれ、混雑時には席が見つかりにくいことがあります。
14. ベイルート|ファーティフ(旧馬市場)
Beyrut(ベイルート、Fatih ファーティフ、At Pazarı 旧馬市場)は、最上階が図書室兼ワーキングスペースになっている珍しい造りの店です。棚には常連客が手書きで残した詩の断片が飾られています。内装の新しさがやや気になるという声もあります。それでも、落ち着いて会話を楽しむには十分です。
15. バルコン|エティレル
Balkon(バルコン、Etiler エティレル)は、ビルの最下階にひっそりと構える隠れ家的な一軒です。緑の庭を抜けて中に入ると、庭に置かれたソファ席が出迎えてくれます。シーシャの質、炭の仕上がり、サービスの速さ。三拍子がそろっています。
出典:WHO「Advisory note: waterpipe tobacco smoking: health effects, research needs and recommended actions by regulators, 2nd edition」、Time Out Istanbul




















Bir yanıt yazın